西成あいりん地区のドヤ（簡易宿泊所）を利用して人生やり直す方法

仕事を失い貯金も尽き果て今住んでる部屋を退去しなくてはいけなくなった。誰かに追われることとなった。今の生活拠点を離れなくてはいけないような不測の事態が発生した。賃貸で部屋を借りるため不動産屋に提出する必要な書類を揃えることができない。などなど人は生きていれば様々なトラブルが発生します。

お金も無い、仕事も無い、住むところもない。

今そういう状況で、ネットカフェやビデオ試写室で寝泊まりされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

自分は寸前の所で踏み止まっていますが、もしそういった事態に陥った場合は西成あいりん地区のドヤ（簡易宿泊所）を利用して、人生の再出発の資金を貯めようと思います。

西成のドヤだと、だいたい一泊1,500～2,000円出せば健康で文化的かはさて置き、最低限度の生活を営むことができる部屋に泊まることができます。布団もあり寝返り打てます、テレビも冷蔵庫も備え付けであります。大浴場があったり近くに銭湯もあるのでお風呂に浸かって疲れを癒せます。コインランドリーもあり清潔な服を着ることもできます。愛想のいいスタッフがいるドヤだと挨拶もしてくれます。

「おはようございます」「いってらっしゃい」「おかえりなさい」「おやすみなさい」

の一言の挨拶があるだけで孤独感も軽減しますよね。

ネットカフェやビデオ試写室だとソファーをリクライニングさせて寝なくてはいけないので、安眠できませんしなかなか疲れも取れません。狭い個室にいると暗鬱な気持ちになってしまい、明日への活力も沸いてこないと思います。

ドヤによっては長期宿泊を月極で宿泊料を支払う方法と1日分、2日分、3日分など日単位で対応してくれるところもあります。

ドヤに住民票を置いたり郵便物が届くよう住所登録も可能です。

 なのでドヤに入ってアルバイトをしつつコツコツ収入を得て、お金を貯めつつ正社員として働ける仕事探しなどが行うことができます。

順風満帆に人生を謳歌できる人間なんて一握りです。

終身雇用制はとうに崩壊したのに旧態依然の新卒至上主義、トランポリン型の活力ある社会には程遠い脱落者には厳しい現実。労働施策の第一目標として完全雇用を謳いながら、AIを推進して労働の場を奪っていく二律背反に陥っている昨今、人生の緊急事態の対処法の一つとしてドヤを活用してみるのもありかもなのです。